だからと言って恋心はバーチャルではない

バーチャルワールドのリアル恋心を吐き出すための自己満足ブログ

わかってる!…つもりです

誕生した直後からオレのことを気にかけてくれている人がいる。
謎の外国人然としたアバターを何とかしたくて、ググって見つけたIKKOさんのショップで声をかけてくれたその人に、バーチャルストーカーになりかかっていることを打ち明けたことがある。


叶わぬ恋だと思うから、諦めた方がいいよ。
きっと、あなたが傷つくだけ。


その人がどんな理由でそう思ったのかは尋ねてはいない。
だが、なんとなくわかる。
その言葉に親身な温かさを感じた。


叶わぬ恋…


叶う…
叶うってなんだろう、と考えた。


パートナーになれたら、なのか?
彼女から愛されたら、なのか?


なりたい!
愛されたい!
何時間でも何日でも彼女と一緒に居たい!
彼女のすべてを独り占めして貪りたい!


そうなったら、間違いなくオレは幸福感に満たされるだろう。


ふと思った、もう叶っているんじゃないのか、と。


いつインして来るかわからない彼女を彼女のSIMで待つ。
一言も交わす間もなくログアウトしてしまうこと、待ってましたとばかりに誰かが来てそのまま何時間も独占されてしまうこと、空いてると思って声かけたらAFKしてること、そんなことの方が多い。


だが、オレが諦めきってる時に彼女が声をかけてくれることがある。
間違いなく『one of them』だろうが、確実に彼女の中にオレは存在している!


求婚もしていない、交際の申し込みもしていない。
目に見えている結果を目の当たりにするのが怖いからではない。


『好きです!』


『ありがとう』


このやり取りだけで至福だからだ。


でも、ヌードSSくらいは欲しい、正直。