だからと言って恋心はバーチャルではない

バーチャルワールドのリアル恋心を吐き出すための自己満足ブログ

キャラクターマッチング

人格合致とでも言うべきものかもしれない。


彼女(オレの片想いの相手)と知り合ってから一月ほど経ち、彼女がフレンド申請を受け入れてくれた時、思いがけないことを言われた。


「あ、そうたさん、クラシックだったんだ?」


え?!

初めて気付いたのか?


彼女は最初に交わした言葉で合いそうだと感じた相手に対しては、カメラアングルも変えず、ズームもしないそうだ。

つまり、歩いているときの視界の中に相手を捉えて、自分と共に第三者視点で俯瞰する。

その状態で会話して、違和感無くコミュニケーションがとれると、暫く相手のアバター(容姿)は確認しないとのこと。


なので、フレンドになりたいと思って初めてアバターをガン見したとき、え?こんな不細工な人だったの?!とかその逆の驚きを受けることもあるそうだ。


現に、彼女が8年のブランクから復帰した昨年4月以降これまでで、インワールドで知り合った間柄で最も信頼できた(彼女の言葉は確か「何も気にせず裸で付き合えた」)人物は腕が六本ある方だったそうだ。

彼の事を話す時の彼女は今でも悲しそうな雰囲気を漂わせる。

彼の誤解を解けぬまま、彼をリタイアさせてしまった事を自身の責任と感じているからだ。


中の魂を見る彼女らしい。


ブログのランキングポイントがダントツを通り超え、正に桁違いなのも頷ける。

文章のひとつひとつから彼女の人となりが感じられて、読んでいて心地よい。


ちなみに、クラシックアバターであることに初めて気付かれた時、自分のキャラと合ってるか尋ねたら、彼女はこう答えた。


「雰囲気合ってるけど、そんなに目はきつくないし、もう少し痩せ型じゃないですか? そもそも髪染めてないですよね笑」


当たりです。


「それと、もう少し身長低くした方が、こうして私と並んだ時なんかの自己同一感が上がるんじゃないです? もっとも、ご自身がここにいると感じたいなら、ですけど」


身長を実寸プラス5cmに下げた。

思い込みなのかもしれないが、自分のアバターが自分に見えてきた。